アルプスアルパイン

アルプスアルパインのマイクロ流路デバイスは、材料にCOP(シクロオレフィンポリマー)、COC(シクロオレフィンコポリマー)の高機能樹脂を使用しています。
COP/COCはマイクロ流路デバイスに最適な樹脂材料の一つである一方、接合が難しいという問題があり、各社が対応に苦慮していました。この難題を解決したのが、アルプスアルパインが独自に開発した接合技術です。

この技術では、COP、COCプレートを一度に7枚まで接合することができ、接着剤を使わず高強度・高耐圧性を実現しているのが最大の特徴です。接着剤や両面テープを使用した場合、成分がわずかでも溶出して検体に混入すると、毒性の問題などを含め正確な測定結果が得られなくなってしまいます。

高度な金型技術によるミクロンレベルの精度を維持しながら、内圧10MPaの耐圧性能により、接合面から剥がれない、筐体破壊レベルの圧倒的な高強度と一体化を実現しました。これにより血液など検体を扱う流路で「剥がれない」「割れない」「漏れない」完全クローズドデバイスの機能を果たし、検査・分析の高い信頼性を担保します。