株式会社Labokoは埼玉県さいたま市を拠点とし、群馬大学と共同研究体制をとっています。現在、私たちは、動物実験の代替(補完)ツールである生体模倣システム(MPS)の研究開発を支援するため、マイクロ流体チップを迅速かつ低コストで作製する成形加工技術を開発しています。この加工技術はソフトリソグラフィー法を基盤としており、任意のデザインでプラスチック製マイクロ流体チップを作製できます。そして、研究用途に応じた材料選定から成形加工までを「小ロット」で試作することができ、作製から検証実験までのサイクルを加速させます。実用化へ向けたアジャイル型の作製プロセスを実現することにより、マイクロ流体チップを用いた装置開発にも取組み、基礎研究の促進へつなげていきたいと考えています。業種を超えた幅広い人脈と、長年培ってきた細胞工学、流体力学の知識と経験を活かし、大学研究者が抱える課題と向き合い「理想の実験を可能に」していくことを目指します。
株式会社Laboko
